失敗内容
- ミルキークイーン、つや姫の発芽が揃わなかった。
- 後から発芽はしたのだが、生育の早い品種に合わせてラブシートを除幕してしまったので直射日光が芽に当たってしまった。
- そうなると苗が白くなる「白化現象」が起こってしまった。
- 結果、枯れるまではいかなくても根張不良、丈がバラバラという苗になってしまった。
発芽が遅い部分がでてしまった、その原因を考える。
培土
覆土に安物の培土を使ってしまった。赤土かつ粘土が強い。S培土と以後呼ぶ。
S培土は長年使っていて、床土は今年もすべて使用した。
粘土が強いので、発芽の時に土を持ち上げてしまう。
プール育苗にしてからどうもS培土は良くないような気がして、イナホ培土を覆土には使うようにした。
今年も比べると、イナホ培土はきれいに発芽しているのに対し、S培土は不揃い。
やはり安かろう悪かろう。粘土が強いと表面からの酸素供給不足の心配もある。
床土にも使用しているのだが、田植機の爪にまとわりつく傾向あり。
くん炭
苗箱の軽量化のため、根ばり向上のために床土に混ぜている。
以前くん炭に残っているばか苗菌が3年ほど悪さをしたことあり。
生焼けの部分から全体に広がってしまったのだと思われる。
ユーチューブにて、
「立ち枯れ病では?」
というコメントを頂いた。
もしかすると、くん炭に残っている菌が悪さをしたかもしれない。
プール育苗の場合、苗に水がどれだけ染み込んでいるのかで箱の重さは変わる。
よって、くん炭が軽量化にはいまいち貢献しないという結論に。
軽くしたいなら田植の運び出しの前に、乾燥気味にすれば良い。
来年に向けての取り組み
培土は値段が高くても高品質なものを。ケチって苗が悪いんでは収量に影響がでてしまう。そうなれば、培土代なんてもんじゃなく損をしてしまう。
くん炭は使わない。くん炭を作る手間、混ぜる手間は結構時間がかかる。
肥料入りの培土をコスト面を調査し検討中。
中苗用の箱から根がでて絡まるのは、稚苗用の箱に買い替え、根切のシートを敷くことで対応したい。
あー悔しいです! 毎年勉強! 苗の元気は良かったのでバッチリ活着。
来年はもっと精度の良い苗を作れるように、ブログに記録を残します!
ユーチューブもぜひご覧下さい。
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